銀座にある手創りジュエリーブランドのA.C.T.Y plains GINZA。
デザイン力と技術力でファンも数多くいらっしゃいます。
ACTYインタビュー
ACTYの立ち上げ、きっかけ
もともと貴金属メーカー、百貨店などの一点物の下請けを行なっている工房でした。
宝石業界は流通が複雑で、多くの仲介者を通って、商品がユーザーに届いています。
職人が制作したジュエリーを、直接ユーザーにお届け出来れば魅力のあるビジネスになるのではないかと思い、立ち上げたのが今のACTYです。
ギルドを選んだ理由
ギルド担当者さんの人柄ですね。
お話の中で、「インターネットで簡単に商品は売れません!努力の積み重ねです」と話されました。
逆に「簡単に売れますよ!」と言われていたら信用していなかったかもしれませんね。
多方面からインターネットに関して、丁寧に話して頂いているのも魅力です。
また、実際ご自分で天然石のECサイトを運営されている。
この点も大きな理由の一つです。
宝石業界は多くを経験に基づいたアナログな世界で成り立っていると思います。
そのなかでデジタルの世界で成功されている実績はとても興味がありました。
取り組みを始めて変わった事
一番はインターネットの認識です。
インターネットは別世界だと思っていましたが、デジタルを知ると普段見えなかったアナログの良さが見えるようになってきたり、アナログを知っているからこそ、デジタルの利用方法が見えてきたりしています。
今後
当社ではインターネットで実店舗の集客に重点を置いています。
ギルド担当者のアドバイスを受けながら、新たな顧客層の発掘に、新しい商品を開発中です。
今後インターネットにて商品を発表し、反応をみながら集客に繋げていく取り組みをしていく予定です。
ギルドの提案
A.C.T.Y plains GINZAには、ホームページとインスタグラムはすでに運営されていましたが、最初、お話しさせていただいた時、
「インターネットには興味があるけれど、何をしたらいいのかよく分からない。」
「ホームページ作成業者からの営業は来るけれど、ホームページを作るだけで、宝石業界のことは何もしらないし、ビジネスの事も分かっていない。」
というインターネット、ウェブに関する印象でした。
銀座に店舗を持ち、顧客もいらっしゃるので、ビジネスとしては確立されています。
しかし、Webマーケティングを活用することで、まだまだビジネスを広げていくことができる可能性を感じました。
この技術力のある手創りジュエリーをより多くの人に知ってもらう努力をしないのは非常にもったいない。
A.C.T.Y plains GINZAのWebマーケティングの取り組みとしては、3つのステップで考えました。
- 認知獲得のための情報発信
- 受注獲得のための技術力発信
- ユニークな商品でブランディング
です。
認知獲得のための情報発信
まずA.C.T.Y plains GINZAがネット上で認知してもらうための基盤を作りました。
取り組んだことはこの3つです。
- ホームページのリニューアル
- インスタグラムの強化
- Googleマップの登録
ホームページのリニューアル
A.C.T.Y plains GINZAには、すでに素晴らしい商品ラインナップがありました。
そこで、すべての商品の写真を撮り直し、ホームページに商品カタログとして掲載しました。
インスタグラムの強化
インスタグラムは運用していましたが、投稿内容や毎日発信することをアドバイス。
インスタとジュエリーは非常に相性がいいので、集客の軸になります。
Googleマップの登録
実店舗を持っているならGoogleマップは必須の集客ツールになります。
A.C.T.Y plains GINZAは、Googleマップで検索しても出てこない状態でしたが、プロフィールや写真を整え、表示するようになりました。
口コミを集めて、お店の評価を上げることも大切です。
受注獲得のための技術力発信
情報発信の次は、A.C.T.Y plains GINZAの強みである「技術力」のアピールです。
取り組んだことは、
- ジュエリー制作YouTube
です。
ジュエリーの制作工程をすべて動画で撮影し、YouTubeで公開しました。
作品の素晴らしさは写真でも表現できますが、手創りの工程や技術力を伝えるには動画が最適だと判断しました。
同時に、ジュエリーのオーダーメイドやリフォームなどのページも整えて、オーダーを受け付ける流れを整えました。
ユニークな商品でブランディング
現在取り組んでいるのが、技術力を生かしたA.C.T.Y plains GINZAならではのジュエリーラインナップの開発です。
開発の様子は、YouTubeやインスタグラム、ホームページを活用して発信しています。