Blenderアニメーション

Blenderのアニメーションの作り方

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アニメーションとは

静止画だけではなく、移動や回転などのアニメーションを動画として書き出すことができます。

時間の経過とともに色を変化させるなど、様々なアニメーションを設定することができます。

キャラクターに骨格や表情を設定することで、ウォーキングやダンスなどの複雑なアニメーションを制作することも可能です。

 

 

フレームレート

フレームレートとは、1秒間に何コマ画像を表示するかを示す値で、fps(frame per second)で表します。

フレームレートが24fpsの場合、1秒間に24枚の画像が連続して表示されることになります。

 

タイムライン

タイムラインは、アニメーションのプレビューの再生やフレーム間を移動したり、プレビューに関する操作を行います。

 

アニメーションの設定

キーフレームの挿入

キーフレームには、該当のフレームに位置や角度などの情報を記録することができます。

「オブジェクト」→「アニメーション」→「キーフレーム挿入」を選択します。

キーフレームが挿入されると、タイムライン上にひし形の印が表示されます。

キーフレーム挿入:I

 

360度回転アニメーション

「オブジェクト」→「アニメーション」→「キーフレームを挿入」→「回転」を選択

 

「48」フレームに移動

「サイドバー」→「アイテム」で回転のZ軸を「-360」に設定し、右クリックでキーフレームを挿入します。

 

マテリアルアニメーション

マテリアルの情報もキーフレームとして挿入でき、マテリアルのアニメーションを設定することができます。

ベースカラーだけでなく、メタリックやスペキュラー、粗さなどもアニメーションを設定することができます。

 

パスアニメーション

用意したカーブオブジェクトに沿ってオブジェクトを移動できます。

 

  1. 「追加」→「カーブ」→「ベジェ」でカーブオブジェクトを追加
  2. カーブオブジェクトを任意の形状に編集
  3. 3Dカーソルをスタート地点に移動
  4. 「オブジェクト」→「スナップ」→「選択物→カーソル」を選択して、オブジェクトを3Dカーソルの位置に移動
  5. オブジェクトが進行方向を向くように回転
  6. 「オブジェクト」→「ペアレント」→「パスに追従」を選択

 

「パスアニメーション」パネルの「フレーム」でアニメーションが完了するまでの時間(フレーム数)を設定します。

「追従」を無効にすると、一定の方向を向いたまま移動します。

 

グラフエディタ

グラフエディタは、キーフレームが挿入されている各プロパティの変化の度合いをカーブで視覚的に制御することができます。

オブジェクトを選択して、「エディタータイプ」メニューから「グラフエディタ」を選択します。

 

グラフエディタの縦軸が変化の量、横軸が時間を表しています。

 

モディファイアー

カーブにノイズなど変化を加える数種類のモディファイアが用意されています。

 

ノイズ

各軸に対して動きを設定

 

アニメーションの書き出し

解像度

解像度Xは横幅のピクセル数

解像度Yは縦幅のピクセル数

 

アスペクト

ピクセルの縦横比を設定します。

 

フレーム

開始フレームは、動画書き出し範囲の開始するフレーム

終了は、動画書き出し範囲の終了するフレーム

 

ステップ

書き出し時にスキップするフレーム間隔を設定します。

「1」では、すべてのフレームが書き出されます。

 

フレームレート

1秒間に何コマ画像を表示するかを示す値で、fps(frame per second)で表します。

大きい数値ほど、滑らかな動きになります。

 

動画の保存設定

「出力」パネルで動画の保存先を指定します。

「ファイルフォーマット」メニューの「FFmpeg動画」を選択します。

「エンコーディング」パネルの「MPEG4」を選択します。

 

書き出しの実行

ヘッダーの「レンダー」→「アニメーションレンダリング」を選択すると、書き出しが実行されます。

 

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