ロウ付けとは
ロウ付けとは、貴金属と貴金属を接合する作業のことです。
接合するときに用いる金属を「ろう」と呼びます。
非常に小さく切って使います。
ろう付けの箇所に、フラックスをつけて作業します。
フラックスは、地金やろうの酸化を防ぐ役割があり、ろうの流れもよくします。
ろう付け作業は、神経を使う作業です。
手もとが狂うと、ろうが流れなかったり、パーツが思ったところをずれてしまったり、ということがあります。
ろう付け作業は、炎を使ったろう付けが一般的です。
バーナーは、シルバーやゴールドの場合は、ガスバーナーを使いますが、プラチナの場合は、融点が高いので酸素バーナーを使います。
ロウ材は、
- プラチナには、プラチナろう
- ゴールドには、金ろう
- シルバーには、銀ろう
- ホワイトゴールドには、ホワイトロウ
を用います。
それぞれのろうには、融点の低いものから高いものまで何種類があります。
ろう付けの作業は、融点の高い順から何種類かのろうを使って行います。
リングの接合
丸カンバチカンのロウ付け
丸カンのロウ付け
K18のロウ付け
ピアスのロウ付け