ジュエリーデザインの全体的な流れを解説します。
ジュエリーデザインのプロセス
オーダージュエリーやリフォームなど、一点物のジュエリーをデザイン、制作するプロセスを解説します。
一点物は、お客様の要望に応え、満足してもらうことが大切なので、コミュニケーションが重要です。
ユーザの好みや予算を聞く
個人を相手にしたジュエリーをデザインする場合、
- どのようなジュエリーが欲しいのか
- 予算はいくらか
- 納期はいつを希望するか
など、あらかじめお客さんの注文内容をヒアリングします。
デザイン画を描く
注文事項を踏まえてデザインがを描きます。
完成イメージが分かりやすいように書きます。
- ラフデザインを起こす
- デザインが決まったら、トレーシングペーパーに写す
- 中石、メレの順に描く
- 貴金属をフリーハンドで描く
- さっ筆でぼかしを入れ、シューディングをする
- 宝石を見ながら着彩する
- 影をつけながら貴金属を着彩する
- メレを白く塗る
- 台紙に貼り、フレームに入れて完成
デザインを決める
デザイン画を見ながら、1点を決定します。
一部アレンジを加えたり、多少デザインを修正することもあります。
デザインが決まれば、最終的な見積もりをし、納期を確認して提示します。
制作する
最終決定したデザイン画のイメージ通りに制作します。
制作を外注する場合は、出来上がるまで管理をします。
出来上がりをチェック
出来上がったら、デザイン画どおりかチェックします。
石留めや仕上げの状態を確認し、問題なければ納品します。