ブライダルリングの基本
リングのデザインやダイヤモンドのグレードなど、運命の一本に出会うための基本的な知識についてまとめました。
結婚指輪(マリッジリング)
海外では、ウェディングリングという呼び方が一般的です。
お揃いのデザインも素敵ですが、それぞれのライフスタイルに合ったデザインを選ぶカップルも増えています。
婚約指輪(エンゲージメントリング)
古くはローマ時代から婚約の証として贈られたと伝えられるエンゲージメントリングです。
日本ではプロポーズで渡すより、一緒に購入するカップルが多い傾向です。
基本的には、中央にセンターストーンがあるものを選びます。
エンゲージメントリングの代表的なデザイン
ソリテール
ダイヤモンドを一粒のみあしらったリングをソリテールと呼びます。
サイドストーン
センターストーンの脇に、ダイヤモンドを添えたデザインです。
アームパヴェ
アームの部分にパヴェセッティングを施したデザインです。
パヴェセッティング
中央のダイヤモンドの周りにパヴェセッティングされた華やかなデザインです。
エタニティ
「永遠の愛」を意味するエタニティリングは、リング全周にダイヤモンドが入ったデザインです。
リングのデザインバリエーション
モチーフリング
- ハートモチーフ
- フラワーモチーフ
- リボンモチーフ
- スターモチーフ
- 羽根モチーフ
重ね付けバリエーション
- エンゲージメントリング+シンプルマリッジリング
- エンゲージメントリング+エタニティ
カラーストーンリング
赤、ピンク、オレンジ
- ルビー
- ガーネット
- ピンクサファイア
- ピンクトルマリン
- モルガナイト
- カーネリアン
ブルー
- アクアマリン
- ターコイズ
- タンザナイト
- ブルートパーズ
パールリング
エンゲージリングの選び方
手の形(太さ、長さ)に合ったリングの選び方
太くて長い指に似合うのは
太めのアームで存在感のある華やかなデザイン
ボリュームのあるリングがおすすめです。
細くて長い指に似合うのは
センターにボリュームがある王道のデザイン
特に手がきれいに見えるのはソリテールです。
太くて短い指に似合うのは
やや太めのアームで曲線のあるデザイン
厚みのある手には、指が長く見えるV字や曲線を強調したリングがバランス良い。
細くて短い指に似合うのは
華奢で肌馴染みのあるカラーやファンシーカットのダイヤ
小ぶりで可愛らしい手に似合うのは、細いアームのリングです。
手の色に合ったリングの選び方
色白のピンク色で血色がよい
プラチナやホワイトゴールド系のキラキラ感があるリング
エレガントなデザインが似合います。
明るいアイボリー系
ピンクゴールド系のキラキラ感があるリング
鏡面仕上げやアームにダイヤを施したデザインが似合います。
濃い目の肌色
プラチナ、ホワイトゴールド系、または色をミックスしたリング
スタイリッシュなデザインが似合います。
暗めのオークル系、日焼け
イエローやグリーンゴールド系、マットな質感のリング
ダイヤモンド以外だと濃く深みのある色のカラーストーンも似合います。
ダイヤモンドの基礎知識
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ダイヤモンド
ダイヤモンドの4C 4Cは、ダイヤモンド業者の価格付けに使用されている基準です。 Carat(カラット) Color(カラー) Clarity(クラリティ) Cut(カット) の4つのCになります。 ...
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憧れのハイジュエラーで選ぶ
ハリー・ウィンストン
南アフリカで発見された601ctの「レソト」ダイヤモンド。
1968年に創始者ハリー・ウィンストンがレソトの分割をテレビのライブ中継で披露し、1年がかりの研磨を経て、18石のダイヤモンドが生み出されました。
その一つが海運王アリストテレス・オナシスからジャクリーン・ケネディへと贈られ、婚約の証になったことが知られています。
ハリー・ウィンストンのエンゲージメントリングのダイヤモンドは、上位トップ3の等級にあるD、E、Fのグレードに格付けされた「無色透明の希少で価値の高いもの」に限られており、透明度を判断するクラリティでは裸眼では内包物が見当たらないグレードにあるIF~VS2のみを使用。
創始者ハリー・ウィンストンの名を不動のものにした「ベル・バイ・ハリー・ウィンストン」
センターのラウンド・ダイヤモンドを、複雑に入り組んだマイクロパヴェダイヤモンドが囲む華やかなリング。
ブランドのアイコンとして知られているのが「クラシック・リング」
センターダイヤモンドは、8つのシェイプから選ぶことができ、アームにテーパードバゲット・ダイヤモンドを配した洗練されたスタイルが特徴です。
輝きに満ちた二人の愛と未来を表現した「ブリリアント・ラブ・バイ・ハリー・ウィンストン」
スプリット・プロング・セッティングを施したセンターのラウンド・ダイヤモンドとアームの24石のラウンド・ダイヤモンドを配置したデザイン。
ティファニー
ブルガリ
好みのデザインにダイヤモンドルースを選択して組み合わせることができる「デザイン ユア ラブ」。
エンゲージメントリングは、7種のデザインから選ぶことができる。
旗艦店舗となる「ブルガリ銀座タワー」ではブライダル専門のフロアを設けており、特別な空間でブライダルリングを選びたいという顧客のニーズにも対応している。
ブシュロン
創業者フレデリック・ブシュロンは愛妻家として知られており、フランス王室財宝の競売で獲得した「ウジェニー皇后所有の最も美しいジュエリーに使用されていたダイヤモンド」をリングに仕立て、永遠の愛の証として妻ガブリエルに贈ったことから、愛のジュエラーとして知られるようになりました。
男性たちがエンゲージメントリングを選びにブティックに訪れるようになったという逸話も残っています。
ヴァン クリーフ&アーペル
ブライダルコレクション
センターストーンを引き立たせるデザインの「イコーヌ」や「クチュール」
手作業で施されるビーズセッティングの縁取りが繊細な印象をもたらす「ペルレ」
普遍的なデザインによりダイヤモンドの輝きが際立つ「ロマンス」や「ボヌール」
創業者の名を持つ「エステル」
ショーメ
フランスの歴史との深い関わりも知られているショーメ。
マリッジリング、エンゲージメントリングで各6コレクションがあります。
マリッジリングで人気が高いのがトルサード。
ナポレオン1世の戦勝を祝して建設された螺旋の記念柱に由来するデザインになっており、着け心地の良さで男性からも支持されるリングになっています。
エンゲージメントリングは、「絆」を意味する名前を持つ「リアン」コレクションのリアンダムールリングが人気です。
「永遠の象徴」としてナポレオン1世に好まれたミツバチにインスピレーションを得た「ビー マイ ラブ」コレクション。
グラフ
「鉱山から女性を飾るジュエリーになるまで」がコンセプトのグラフ。
極上、大粒、希少なダイヤモンドの取り扱いで21世紀のキングオブ・ダイヤモンドと称されます。
エンゲージメントリングは、8コレクションになります。
603ctの原石から誕生したトータル223.35ctからなる「ザ レソト プロミス」。
478ctの原石より誕生した102.79ctの「ザ グラフ コンステレーション」。