ブライダルジュエリー市場規模
ブライダルジュエリー市場規模は、矢野経済研究所によると、
- 2007年 2.031億円
- 2008年 2.024億円
- 2009年 1,947億円
- 2010年 1,873億円
- 2011年 1,865億円
- 2012年 1,763億円
- 2013年 1,728億円
- 2014年 1,700億円
- 2015年 1,677億円
- 2016年 1,653億円
- 2017年 1,585億円
- 2018年 1,556億円
- 2019年 1,568億円
ダイヤモンドエンゲージリング
- 2007年 1,153億円
- 2008年 1,076億円
- 2009年 1,003億円
- 2010年 955億円
- 2011年 938億円
- 2012年 832億円
- 2013年 807億円
- 2014年 788億円
- 2015年 757億円
- 2016年 732億円
- 2017年 704億円
- 2018年 698億円
- 2019年 690億円
マリッジリング
- 2007年 878億円
- 2008年 948億円
- 2009年 945億円
- 2010年 918億円
- 2011年 927億円
- 2012年 931億円
- 2013年 922億円
- 2014年 912億円
- 2015年 921億円
- 2016年 920億円
- 2017年 881億円
- 2018年 858億円
- 2019年 853億円
ブライダルジュエリーの取得率
ダイヤモンドエンゲージリング
- 2007年 53.6%
- 2008年 50.1%
- 2009年 52.7%
- 2010年 53.5%
- 2011年 55.2%
- 2012年 55.4%
- 2013年 57.6%
- 2014年 58.3%
- 2015年 58.4%
- 2016年 58.6%
- 2017年 58.3%
- 2018年 58.4%
マリッジリング
- 2007年 93.8%
- 2008年 93.0%
- 2009年 96.7%
- 2010年 96.8%
- 2011年 97.2%
- 2012年 97.2%
- 2013年 97.7%
- 2014年 98.4%
- 2015年 97.4%
- 2016年 97.3%
- 2017年 96.2%
- 2018年 95.0%
ブライダルジュエリーの平均単価
ダイヤモンドエンゲージリング
ダイヤモンドは小粒志向が続く。
ゼクシィ結婚トレンド調査2017によると、2017年は
- 0.3ct未満が4割以上
- 0.3ct以上0.4ct未満が3割弱
になっています。
- 2007年 299,000円
- 2008年 295,800円
- 2009年 268,800円
- 2010年 255,000円
- 2011年 248,000円
- 2012年 225,000円
- 2013年 212,000円
- 2014年 210,000円
- 2015年 204,000円
- 2016年 201,400円
- 2017年 198,900円
- 2018年 204,000円
結婚情報誌ゼクシィの2018年調査によると、全国の婚約指輪の平均単価は「41.9万円」です。
これは、ゼクシィ読者を対象にしたので乖離があるのだと思われます。
夫の平均年収が中間層の上のクラス、指輪購入店がブランドショップであることが高価格の原因のようです。
マリッジリング
- 2007年 65,000円
- 2008年 70,200円
- 2009年 69,010円
- 2010年 67,700円
- 2011年 71,200円
- 2012年 71,600円
- 2013年 71,400円
- 2014年 72,000円
- 2015年 74,400円
- 2016年 76,200円
- 2017年 75,400円
- 2018年 77,000円
婚姻数の推移
日本は少子高齢化に伴い、婚姻組数は減少傾向です。
厚生労働省の人口動態統計によると、婚姻組数は
- 2007年の71万組
- 2008年は72万組
- 2009年の70万組
- 2010年の70万組
- 2011年の66万組
- 2012年の66万組
- 2013年の66万組
- 2014年の64万組
- 2015年の63万組
- 2016年の62万組
- 2017年の60万組
- 2018年の58万組
ブライダルジュエリーは縮小傾向が続くでしょう。
平均初婚年齢は、
- 夫31.1歳
- 妻29.4歳
50歳まで一度も結婚しない人の割合を示す「生涯未婚率」が上昇しています。
国税調査によれば、
2015年は、
- 男性23.37%
- 女性14.06%
となり、1980年に比べて男性は10倍、女性は3倍になっています。
ブライダルジュエリーの販路
- 海外ブランド
- ブライダル専門店
- 独立系宝飾店
海外ブランド
海外ブランドの2017年の小売り市場規模は、3,340億円。
宝飾市場全体の35.9%を占め、増加トレンドにあります。
海外ブランドは、ブライダルジュエリーをエントリーラインとして位置付けています。
ブランド売上全体に占めるブライダルの割合は25%と見られています。
ブライダル専門店
- プリモジャパン
- ニューアート・シーマ
- 俄
- ケイウノ
- ヨンドシー
など
百貨店
百貨店は、多くのブランドが同じフロアにあるので、一度で複数のブランドのブライダルリングを比較することができるメリットがあります。
ブランドショップよりも百貨店に立ち寄るハードルも低い。
三越銀座店
ブライダルジュエリーの売上比率
ジュエリーフロア全体の売上に対するブライダルジュエリーの割合
2018年度 26%
単価
エンゲージメントリング 67万円
マリッジリング 20万円
伊勢丹新宿本店
ブライダルジュエリーの売上比率
ジュエリーフロア全体の売上に対するブライダルジュエリーの割合
2018年度 25%
単価
エンゲージメントリング 60万円
マリッジリング 17万円
ブライダルリングの購入方法
ブライダルリングの購入方法は多様化しています。
- ネットショップ
- 手作り
- リメイク
です。
ネットショップ
ネットショップは、ブランドもセレクトショップも展開する企業が増加傾向です。
売上も着実に伸びています。
ジュエリーは、ネットショップには向かないとされていましたが、若者を中心にネットショップでの購入に抵抗感がなくなる世代が拡大しています。
今後は大きく成長し、主力の販路になることは確実視されています。
手作りブライダルリング
新郎新婦が自ら手作りするブライダルリングです。
夫婦自らの手で作り上げるオリジナルリングです。
素材や制作方法など、ブランドや店舗によっていろいろ用意されています。
若い客層を中心に人気を集めています。
リメイクブライダルリング
両親や祖母から譲り受けたブライダルリングをリフォームして再利用する方法です。
両親の大切なリングや形見のジュエリーを自分の好みに合わせてデザインし直します。
自分だけのオリジナルリングを作ることができます。
伝統を受け継ぎ、新品より価格を抑え、世界に一つしかない特別感などの付加価値に魅力を感じる人が増えています。
ブライダルリング消費者の意識調査
結婚指輪に求める要素
- シンプルなデザイン
- 着け心地が良い
- 輝きが永遠、劣化しない
- 想いを込められるもの
- オリジナルなデザイン