ジュエリー、アクセサリー販売において活用必須な情報媒体はインスタグラムです。
ジュエリー、アクセサリーは、写真だけで商品の良さが伝わります。
なので、写真のSNSであるインスタグラムは必須と言えます。
インスタグラムを開設したが、なかなかフォロワーが増えないブランドや作家がほとんどだと思います。
今回は、インスタグラムの活用方法について解説したいと思います。
インスタグラムのコンセプト
インスタグラムのアカウントを開設する時に重要なのが、アカウントのコンセプトです。
コンセプトがしっかり設計されていないと、フォロワー数は増えません。
写真を頑張って投稿しているけれど、この根本のところがしっかりしていないために人気になっていないアカウントが多いのです。
コンセプトを考える上で意識したいのが、雑誌の編集長になろう、ということです。
雑誌の発行部数が急激に落ち込んでいます。
特に女性誌が落ち込んでいるのですが、その大きな原因がインスタグラムと言われています。
インスタグラムが商品カタログの役割を果たしています。
さらに、モデルさんやインフルエンサーが自分のアカウントでおしゃれな着こなしをアップしているので、雑誌を買う必要性が減っています。
雑誌の編集長になると言いましたが、女性誌というのは、年齢別テイスト別など読者のターゲットを明確にして、いろいろな雑誌が発行されています。
同じように、インスタアカウントのターゲットを明確にする必要があります。
ジュエリー、アクセサリーのお客様のイメージを明確にして、その方たちが求めるコンセプトを設計することが大切です。
コンセプトを決める要素はいろいろあります。
- 公式アカウント
- お店アカウント
- スタッフアカウント
- 総合誌
- 専門誌
などです。
要素を細分化してコンセプトを明確にしないと、投稿内容が刺さる投稿と刺さらない投稿がごちゃごちゃになって、フォローされにくい、フォローを外されることになりかねません。
また、フォローしてほしいお客様像を明確にします。
マーケティング用語で、ペルソナといいます。
- 年齢
- 学歴
- 職業
- 趣味
- 好きなお店
- 居住地
- ルーティーン
など、具体的なお客様像を設定し、刺さるコンセプトを設計します。
具体的にしすぎると、ターゲットを絞り過ぎるという懸念を持ち、より広いターゲットを設計すると、逆に誰にも刺さらない面白みのないアカウントになります。
広く浅くより、狭く確実に刺さる、ことを意識しましょう。
インスタのプロフィールを整える
コンセプトを決めたら、プロフィールを整えます。
- アカウント名
- アイコン
- プロフィール文
- リンク
- ハイライト
です。
インスタで見つけてもらう方法
インスタは、Twitterのリツイートなどの拡散機能がありません。
ユーザーにアカウントを見つけてもらうには、
- ハッシュタグで検索
- いいねやフォローの通知
になります。
ハッシュタグで検索
検索に表示されるためには、ハッシュタグを入れる必要があります。
ハッシュタグとは、検索キーワードです。
「ダイヤモンド」と検索した時に、検索結果に表示されるためには、投稿に「#ダイヤモンド」とハッシュタグを入れる必要があります。
しかし、ハッシュタグを入れれば、検索結果に表示されるわけではありません。
「ダイヤモンド」と検索し、ハッシュタグタブを見ると、投稿件数を見ることができます。
ダイヤモンドの場合は、65万件あります。
この65万件の中から、検索結果に表示されるのはかなり難しいと言えます。
キーワードをより具体的にして絞り込む必要があります。
「ダイヤモンドリング」だと、6万件に絞り込まれます。
「ダイヤモンドリング」で検索する人は、ダイヤモンドを探す人よりも、ダイヤモンドリングに対して興味や関心が高い人になります。
このような感じで、ジュエリーに関心がある人が検索しそうなキーワードを具体的にすることで、ハッシュタグを使っている投稿数が減り、検索結果に表示されやすくなる、そして、そのキーワードに関心の高い人に目が留まる可能性が高くなります。
いいねやフォローの通知
アカウントを知ってもらう方法は、通知機能です。
いいねやフォローをされると通知欄にアカウント名が表示されます。
積極的にいいねを押すことで、知ってもらう機会を作ることが大切です。
しかし、やみくもにいいねを押しても意味がありません。
フォロワー数を増やすことも大切ですが、ジュエリーに関心のある人にフォローしてもらうことが重要です。
いいねを押す投稿は、アカウントの投稿内容を確認し、ジュエリーに関心がある人かどうかを確認します。
フォローバックをフォローする手法もあります。
しかし、これも同様にやみくもにフォローバックを狙うことは避けましょう。
しっかりアカウントの投稿内容を確認し、フォローしたいと思えるアカウントのみにすることが大切です。
フォローバックを狙い、フォローしたものの、フォローバックされないと判断してフォローを外すという行為はやめましょう。
かなり印象が悪くなります。